Written by Yasusu

【元SE談】システムエンジニアは未経験だときつい?【必要な心構え】

SYSTEM ENGINEER

SEになりたい人「未経験でシステムエンジニアを目指すのは無理なのかな。よくSEになるのはきついとか、やめておけとか聞くから不安。実際に働いている人から本当のところを教えてほしい。」

こんな人向けに書いてみました。

結論から申し上げると…

  • SEは未経験でもなれる
  • SEは未経験だと楽ではない

自身は新卒未経験でシステムエンジニアとなり、10年働きました。因みに大学は情報系でしたが、ゲームとバイトばかりで全く勉強しなかったため、知識はほぼ0。これから未経験でSEを目指す人と一緒です。

このことからも、SEは未経験でもなれると言えます。ただ、どんな仕事でも同じですが、未経験からやるのは楽ではありません。そこで未経験からSEを目指す人に必要な心構え、失敗しないコツなど、ちょっとした処世術を伝授していきます。

目次

自身の経歴をお伝えすると「新卒で国内最大手SIer」→「システムエンジニア10年」→「ニート3年」→「派遣で末端SIer」→「システムオペレーター5ヶ月」→「フリーランス」です。

SEのことならお任せください。(`・ω・´)ゞ

システムエンジニアは未経験だときつい?

3つのカテゴリで考えてみました。
(自分の状況に合わせてCheck)

  • 新卒    → ★★☆☆☆(きつくない)
  • 20代転職 → ★★★☆☆(ふつう)
  • 30代転職 → ★★★★☆(少しきつい)

これはシステムエンジニアに限った話ではなく、新卒ならみんな未経験からスタートします。そのため、仕事はきついかもしれませんが、仕事に付くことは難しくありません。

その一方で20代、30代と年齢を重ねるにつれて、未経験で始めるのがきつくなっていきます。ただ、最終的にきついかは本人のやる気次第です。

未経験でSEになる(新卒編)

新卒でシステムエンジニアになるなら、未経験を気にする必要はないでしょう。自身がそうであったように、知識0の状態で就職しても、新人研修や職場OJTで、少しずつできるようになっていきます。

文系出身者は3割程度

情報処理推進機構(IPA)が取りまとめる「IT人材白書」によると、IT技術者の3割は文系出身者です。また、自身の新卒時代をふりかえると、同期500名のうち4割から5割は文系卒でした。

このことからも新卒でSEになる人は、未経験であるケースが多いでしょう。【真実】システムエンジニアに文系でもなれる理由【元SEの裏話】」も参考にしていただければ幸いです。

未経験でSEになる(20代転職編)

20代の転職でシステムエンジニアになる場合も、未経験を気にする必要はありません。ただ、第二新卒など20代前半が有利な一方で、20代後半は一定の知識やスキルを求められます。

20代前半の採用メリット

第二新卒のカードは強力です。その理由は新人研修のコストが掛からないから。つまり、社会人としての立ち振る舞いができるだけで、それが付加価値になります。未経験でSEになることも容易です。

実際、身近な友人の元彼女に、第二新卒で外資系の大手SIerへ転職した人がいます。元の会社には申し訳ない気持ちはあるものの、将来のことを考えると、決断は早い方が良いでしょう。

20代後半は30代と一緒にみていきます。

未経験でSEになる(30代転職編)

SEに30代転職でなるときに必要なのは…
(20代後半、40代も基本的には同じ)

  • やる気:自分で動ける、楽しめる
  • 経験値:会社員として生きるすべ
  • スキル:IT基礎知識、コミュ力

上から順番に重要となります。

会社が未経験の30代を採用するメリットは少ないです。その理由は、叩き上げて育てるなら新卒や20代の方が楽だから。そのため、30代未経験でSEになるなら、自分で進んで動けること、どんな仕事も楽しめること、やる気が超重要です。

30代未経験の女性SE

某流通業のシステム開発を担当したとき、協力会社に30代未経験の女性エンジニアが2人いました。彼女たちは率先して早く出社したり、わからないことを質問するなど、仕事をがんばる姿が印象的でした。

やる気の有無は、その人の行動でわかります。未経験でもITやSEの基礎は勉強できますし、業界について調べることもできるでしょう。仮に30代未経験、知識0で採用OKなら、その会社を疑うべきです。ブラック臭が漂っています。

きついかは楽しさに依存する

  • 未経験できつい → 仕事が楽しくない
  • 未経験できつくない → 仕事が楽しい

システムエンジニアに限らず、未経験でも楽な仕事なんて、たぶん世の中にないです。唯一、その仕事が楽しければ、未経験でもきつくなくなります。そのため、SEを目指すなら本当に楽しめそうか、もう一度よく確認してみましょう。

こちらも良かったらどうぞ

未経験からSEになるメリットはお給料!

未経験からSEになるのは給料のため。
そんな人も多いのではないでしょうか。

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、システムエンジニアが働く、情報通信業の平均年収は「599万円」となっており、全業種の平均年収「436万円」より150万円以上も高く、SEの給与水準が高いことがわかります。

全14業種で3番目の高さ

  • 1位:824万円(電気・ガス業)
  • 2位:627万円(金融・保険業)
  • 3位:599万円(情報通信業)
  • 4位:518万円(教育業など)
  • 5位:513万円(製造業)
  • 平均:436万円(全業種)

未経験からSEになるメリット

給料以外にもメリットはあります。

  • SEは将来性がある
  • SEはスキルが身に付く
  • SEは転職しやすい など

ただ、SEとして10年働いた経験上、給料が高いメリット以外は、すべて個人の努力に依存します。将来性を掴むのも、スキルを身に付けるのも、転職しやすいのも、全SEに共通するわけではなく、その人のがんばり次第です。

SEの将来性についてはこちら

未経験からSEになる!新卒編・転職編!

未経験からSEになるにはどうするか。
元SE視点でアドバイスさせていただくと…

  • 新卒 → 高学歴 or 学歴不問の裏技
  • 転職 → エージェント or スクール

まず、システムエンジニアになるのに、資格は必要ありません。そのため、やる気があれば、誰でもSEになれます。ただ、少しでも待遇のいい会社に入るなら、新卒なら学歴、転職ならスキルが必要です。

新卒未経験でSEになる人

新卒未経験でSEになる人は、高校生は少しでもランクの高い大学に進学する、大学生は学歴不問の裏技(実績・経験・資格)を使うと良いでしょう。それぞれ別の記事にまとめてみました。

SEを目指す高校生へ

SEを目指す大学生へ

転職未経験でSEになる人

転職未経験でSEになる人は、転職サポートがしっかりしている、オンラインスクールを利用すると良いでしょう。若手の場合は勢いでSEになる前に、キャリアそのものを考えてみるのもありです。

有名どころだと…

ただ、一番大事なのは、SEの仕事を楽しめそうかと、本人のやる気です。お金のためだけに、システムエンジニアを目指すことはおすすめしません。

未経験からSEになる人に必要な心構え!

未経験からSEになる人に必要な心構え。
それがこちらの2つになります。

  • 自分で調べること
  • 自分で勉強すること

1つはわからないことを自分で調べる、上司や先輩に聞くのは最終手段です。ちょっと厳しいですが、何がわからないのかワカラナイは勉強不足。新卒SEならある程度は許されるものの、転職SEでは許されないでしょう。

ggrksのマインドは必要

昨今はGoogleの検索クオリティの低下で、ggrks(ググレカス)が通じないと言われていますが、自分で調べるマインドは必要です。インターネットの情報だけでなく、社内ドキュメントなど、会社にある情報から調べられることも重要になってきます。

もう1つは勉強です。自身が勉強嫌いだったので強くは言えませんが、将来のために勉強することをおすすめします。ポイントは今の自分に必要なこと、もしくは将来の自分に必要なこと。会社のためにやるはダメで、それだと続きません。

未経験からSEになって失敗しないコツ!

最後に失敗しないコツです。
(自身の失敗からの気付き)

SE10年でもっとも失敗したこと

自身がSE10年でもっとも失敗したのは「キャリアを真剣に考えていなかったこと」です。これからSEになる人は、SEとしてのキャリアはもちろん、人生のキャリアを考えておきましょう。

大きく2つのルートがあります。

  • 会社員SEで生きる
  • フリーランスSEで生きる

会社員SEとして生きていくなら、SIer業界の頂点に君臨する、大手企業に入ることが目標となります。大手SIerについては【まとめ】システムエンジニアの大手企業とは【売上・年収別】にまとめてみました。

フリーランスSEとして生きていくなら、個人で稼げるスキル(プログラミングなど)を身に付けて、独立することが目標となります。こちらはスキル選びが重要です。

個人で稼ぎやすいスキル(参考)

  • プログラミング
  • デザイン
  • ライティング
  • マーケティング
  • 動画編集、語学など

自分が失敗したのは、流されるままSEを続けた結果、いざフリーランスになろうとしたときに、個人で稼げるスキルが身に付いていなかったこと。つまり、普通にSEをやっているだけでは、会社では生きられるものの、個人では生きられないのです。

システムエンジニアになること、システム会社に就職すること、これは全て通過点でしかありません。大切なのはそこからどうするか、どんなキャリアを歩むか。就職してからでもOK、早めに考えておきましょう。


以上、

システムエンジニアは未経験だときついのかでした。SEには未経験でもなれるものの、仕事は楽ではありません。ただ、どんな仕事も未経験だときついので、その仕事を楽しめるかがポイントになります。

SEの仕事内容を詳しく知りたい人は【解説】システムエンジニアの全てがわかる【業種・職種・仕事内容】を参考にしてみてください。ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございます。

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