Written by Yasusu

【注意】システムエンジニアのパソコン苦手OKはウソ?【元SE談】

SYSTEM ENGINEER

SEになりたい人「パソコンが苦手でもシステムエンジニアになれるって聞いたけど本当かな。IT業界は給料が高いし、仕事も多いから興味がある。SEの人から本当のところを聞きたい。」

SE歴10年の自分がお答えします。

結論から申し上げると、パソコンが苦手でもSEになれますが、おすすめはしません。ただ、苦手は克服できるので、パソコンが嫌いでなければ、SEやIT業界を目指すのもありです。

パソコンのスキルは必須

IT社会において、パソコンのスキルは必須です。どれだけスマホが使いやすくなっても、企業や職場からパソコンが消えることはありません。仮にあったとしても、当分先の未来になると考えられます。

この機会にパソコンの苦手を克服し、日常生活に取り入れてみるのも良いでしょう。簡単な操作ができるだけでも就職先の幅が広がりますし、システムエンジニアをはじめ、ITエンジニアへの道も開けます。

目次

自身の経歴

「新卒で国内最大手SIer」→「システムエンジニア10年」→「ニート3年」→「派遣で末端SIer(2020年)」→「システムオペレーター5ヶ月」→「フリーランス」

SEのリアルをお届けします。(`・ω・´)ゞ

SEのパソコン苦手でもOKはウソ?

システムエンジニアの求人で見かける「パソコン苦手でもOK」は、基本的にウソに近いか、実際にはSEの仕事ではない、もしくはブラック企業であるケースが考えられます。

もちろん、本当のケースもあるでしょう。ただ、自身がIT業界の採用担当だった場合、パソコンが苦手な人を雇うメリットがあるか、それを考えれば答えがわかるはずです。

仕事の9割でパソコンを使う

システムエンジニアの仕事は、パソコンを使ったものがほとんどです。経験上、仕事の9割を占めており、パソコンが苦手だと厳しいと言わざるを得ません。

IT業界のggrksマインド

IT業界はggrks(ググレカス)のマインドが浸透しており、わからないことを自分で調べるのが当たり前、そう考えている人が多いです。そのため、パソコン操作を1から教えてくれる、懇切丁寧な上司や先輩はいません。

シスオペとヘルプデスクの募集

システムエンジニアではなく、システムオペレーターやヘルプデスクの募集であるケースも考えられます。システムに関わるという意味では、SEと呼べなくはないものの、仕事内容が異なるのでご注意ください。

マニュアル通りにやる仕事

シスオペとヘルプデスクは、マニュアル通りにやる仕事のため、パソコンが苦手でもできます。パソコンに慣れるファーストステップには良いものの、収入面や将来性を考えると、長期的に働くには不向きです。

参考:SEの職種について

ブラック企業のパターンあり

SEでパソコン苦手OKの場合、ブラック企業のパターンありです。ここに就職してしまうと、上司や先輩と一緒にどこかの企業に放り込まれ、基本的に座ってるだけか、雑用全般を任されることになります。

人(時間)の販売モデル

システムエンジニアが働く、SIer業界ではSES(システムエンジニアリングサービス)と呼ばれる、人(時間)を販売するビジネスモデルが使われます。そのため、売上を伸ばすためだけに採用され、置物として使われるケースがあるのです。

ここまでの内容をおさらいすると…

  • 会社でPC操作は教えてくれない
  • SEではない職種の可能性がある
  • ブラックで雑用係のパターンあり

SEの仕事はパソコンが使える前提!

SEの仕事はパソコンが使える前提です。

自身のシステムエンジニア10年をふりかえると、パソコンは一人一台が基本で、パソコンがないと何もやることがないくらい、パソコンの使用頻度が高いです。

パソコンやITが嫌いだと厳しい

パソコンやITが嫌いな場合、SEやIT業界には不向きです。いくら給料が良くても、どれだけ就職しやすくても、人生そのものが苦痛では元も子もありません。

パソコンを使わない仕事とは

  • 清掃員・清掃関係
  • ライン製造・工場関係
  • 仕分けや検品・倉庫関係
  • 運送業・引っ越し業者
  • 警備員・ガードマン
  • 大工・土木関係
  • レストラン・飲食関係
  • スーパー・コンビニのレジ
  • ショップ・接客関係
  • 美容師・ネイリスト
  • 介護職・看護師
  • 農業・漁業・林業 など

パソコンを使わない仕事はこのあたり。主にオフィスワーク以外で、外で働く仕事をはじめ、力仕事や立ち仕事などが多いです。体力面を考えると、年齢とともに厳しくなっていきます。

パソコン初心者からSEになる方法!

最後にパソコン初心者からSEになる方法をまとめてみました。パソコンは苦手だけど、将来のことを考えて一歩を踏み出してみよう、そんな人の参考になれば幸いです。

  1. パソコンを購入する
  2. パソコン操作に慣れる
  3. パソコンで勉強する

現代はスマホの利便性が向上し、パソコンがなくても困らないものの、多くの企業ではパソコンワークが主流です。そのため、パソコンの基本操作はもちろん、スキルが高いほど、仕事の幅が広がります。

①パソコンを購入する

まずはパソコンを購入しましょう。

  • 価格  :5万円前後
  • 種類  :ノートパソコン
  • OS  :Windows
  • メーカー:どこでもOK
  • 注意点 :中古はやめよう

最初は5万円前後の安いパソコンでOKです。ただ、「ゲームがしたい人」と「動画編集がしたい人」は要注意。一定のスペックが必要となるため、安いパソコンだとできません。お店の人に相談するのが確実です。

こだわりがなければ、ノートパソコンをおすすめします。場所を取らないし、携帯性にも優れています。また、メーカーはどこでも大丈夫ですが、中古は自分で修理できる人向け。やめておいた方が無難です。

WindowsとMacどちらか

ITエンジニアは、Macを使っているイメージが強いものの、実際の職場はほとんどWindowsです。詳しくはシステムエンジニアが買うべきはMacとWindowsどっち?【購入指南】にまとめてみました。

②パソコン操作に慣れる

次はパソコン操作に慣れましょう。

  • パソコンを起動する
  • パソコンで検索する
  • パソコンで動画をみる
  • パソコンで買い物する
  • パソコンでゲームする
  • パソコンを終了する

文字入力(タイピング)ができれば、仕事で困ることが激減します。まずは普段スマホでやっていることを、パソコンでやってみるのが良いです。検索したり、YouTubeをみたり、ネットショッピングしたり。

ゲームでタイピング向上

自身はゲームでタイピングを覚え、タッチタイピングも身に付きました。安いパソコンでも簡単なゲームはできるので、良かったら挑戦してみてください。また、Discordなどのチャット系もおすすめです。

③パソコンで勉強する

最後にパソコンで勉強しましょう。

  1. どんなエンジニアを目指すか
  2. どんなものづくりをしたいか
  3. どんな企業に就職すべきか
  4. どんな言語を身に付けるか

初めはシステムエンジニアに絞らず、どんなITエンジニアになりたいか、その理想イメージを固めるのが良いでしょう。人で決めても良いですし、何をつくりたいかで決めても良いです。

それが決まったら、自分のやりたいことができる企業を調べて、必要なプログラミング言語を身に付けます。IT企業は種類が多いため、目標が定まっていないと、関係ないスキルを勉強しがち。ご注意ください。

どんなIT企業があるか

こちらが参考になるかもです。
詳細はご自身でお調べください。


以上、

SEはパソコンが苦手でもOKなのかでした。SEやIT業界で働くなら、パソコンの基本操作はもちろん、苦手意識がないのが理想です。仕事の9割はパソコンを使ったものになるため、パソコンやIT嫌いだと毎日が苦痛になってしまいます。

最初は5万円程度の安いパソコンを買うのがおすすめです。ただ、敢えて高めのパソコンを購入するのもあり。自身はカフェでドヤりたい、パソコン1台で稼ぎたいとMacBookを購入し、2年後に実現できました。

良きエンジニアライフを♪