システムエンジニアは休みを取れないって本当かな。土日出勤もあると聞くし不安。SEの人から実際のところを聞いてみたい。
SE歴10年の自分がお答えします。
結論から申し上げると、システムエンジニアは休みを取れますし、土日出勤もほとんどありません。一時、システムエンジニアは3K(きつい、帰れない、給料が安い)と言われましたが、それは過去の話です。
3Kが気になる!という人は【元SE視点】システムエンジニアが3Kと言われる理由【リアルな話】をどうぞ。ただ、本記事を読んでいただければ、システムエンジニアの休み事情はわかります。少しでも参考になれば幸いです。
SE歴10年の視点からシステムエンジニアの休み事情についてまとめてみました。少しでも参考になれば幸いです。
システムエンジニアは休みが取れない?
システムエンジニアは休みを取れます。
- SEは土日休み
- SEは年休あり
- SEは夏休みあり
- SEは正月休みあり
システムエンジニアの休みは、基本的にカレンダー通り。これはシステム開発が法人相手の仕事であり、顧客が土日休みだからです。もちろん、年休、夏休み、正月休みもあります。
自身のSE時代をふりかえると…
項目 | 内容 |
---|---|
休み | 土日・祝日 |
年休 | 年間20日支給 (40日までストック可) |
夏休み | 特別休暇5日支給 (7〜9月で自由取得) |
正月休み | 12/29〜1/3 |
ここで気になるのは、そんなに休みがあって、本当に全部取れるのかですが、結論は取れました。自身は2017年に退職しているものの、現在は働き方改革が進み、さらに働きやすくなっています。
労働基準法改正について
2019年4月より「時間外労働の上限規制」や「年次有給休暇の確実な取得」が義務付けられ、違反した場合には「6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金」が科せられることになりました。※中小企業は2020年4月より
システムエンジニアは休みが取れない、そう騒がれたのも過去の話です。今はきちんと休みが取れますし、働きやすい環境が整っています。因みにやばい企業は「法令違反企業一覧の絞り込み検索」で調べると一目瞭然です。
システムエンジニアは土日出勤がある?
SEの土日出勤はほとんどありません。
ただ、0ではないことも確かです。
- [計画外] 納期に間に合わない
- [計画外] トラブルの緊急対応
- [計画内] 本番リリースする時
- [計画内] 長期休暇の待機体制
この4つのパターンがあります。他の職業と比べて特殊なのは、計画的な土日出勤があることです。ここが休みも働いていると思われがちな1つの要因になっています。
納期が間に合わない
システムエンジニアの仕事には納期があり、それに間に合わないと土日出勤になるケースがあります。ただ、実際には残業で解決できることがほとんどです。因みにSEが働く情報通信産業の平均残業は14.8時間/月となっています。
トラブルの緊急対応
SEはシステムトラブルが発生すると、緊急対応になるケースがあります。ただ、管理職が対応することがほとんど。自身が10年で呼び出されたのは1回、土日電話は5回くらい、土曜朝までコースが2〜3回です。
本番リリースする時
システム開発の最後、サービス開始の対応をするとき、土日や深夜にやることが多いです。これは影響を最小限にするためで、業界のお決まりとなっています。もちろん、代休が取れますし、深夜対応なら夕方以降の出勤です。
長期休暇の待機体制
社会的に影響力の大きいシステムを担当する場合、長期休暇(夏休みや正月休み)で待機体制を組むケースがあります。みんな一斉に休むのではなく、順番に休んでいくイメージです。
元旦待機の経験あり
自身も某通信業のシステムを担当していた頃、元旦待機を経験したことがあります。特に予定もなかったのでノープロブレムでした。このあたりはチームで役割分担です。
システムエンジニアの休日の過ごし方!
最後にSEの休日の過ごし方です。
(自身がハマってたのはこの3つ)
- スノーボード
- ネットゲーム
- 合コン・飲み会
職場にはゴルフをやってる人も多かったです。SEはカレンダー通りに休めるので、他の人と予定を合わせやすいのがGood。週末はカラダを動かすのも良し、引きこもってゲームするのも良し、飲み会でパーっとやるのもありです。
SEは勉強が大変と聞いたけど…
ぶっちゃけると、自身は10年間でほとんど勉強していません。その結果、ポンコツSEになってしまい、そのツケを今払っているのですが、、、後で楽をしたい人は、勉強しておくことをおすすめします。
元SE視点で勉強の必要性を考えると…
- 会社でのんびり過ごす → ★★☆☆☆
- 昇進でキャリアアップ → ★★★☆☆
- 転職でキャリアアップ → ★★★★☆
- 独立してフリーランス → ★★★★★
こんなイメージです。
日本では解雇規制があり、社員を強制解雇することができません。そのため、最低限の仕事をこなせれば、自ら進んで勉強しなくても大丈夫だったります。ただ、キャリアアップは望めず、窓際族へ一直線です。
意識高く生きるなら勉強しましょう。社内で昇進する、転職で年収アップする、将来的に独立するなど。目標がある人は、自分の市場価値を高め、社外でも通用する人材を目指すことをおすすめします。
以上、
システムエンジニアの休みついてでした。自身がSEとして10年働いた経験上、休みに関する不安はほぼないと考えています。現在は働き方改革も進んでおり、より働きやすい環境が整っているはずです。
良きシステムエンジニアライフを♪
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