Written by Yasusu

システムエンジニアの分野選び!将来性ありの10分野とは?【まとめ】

SYSTEM ENGINEER

将来を考える若手SEさん「システムエンジニアはどの分野に進んだらいいんだろう。SEで活躍し続けられる、将来性のある分野を知りたい。」

こんな人向けに書いてみました。

システムエンジニアの分野は、将来性ありの先端IT領域がおすすめです。具体的には、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などで、今後さらなる拡張が期待されています。

自身もSEとして10年働き、AI、ロボティクス、ビッグデータなど、先端IT技術にふれる機会がありました。情報革命のスピードは速く、ここに付いていけるかがSEの生き残りを左右します。

目次

自身の経歴

「新卒で国内最大手SIer」→「システムエンジニア10年」→「ニート3年」→「派遣で末端SIer」→「システムオペレーター5ヶ月」→「フリーランス」

SEのリアルをお届けします。(`・ω・´)ゞ

SEの分野選び!ポイントは先端型IT人材?

SEの分野選びは「先端IT領域」で決まり。

この結論に至るのは、経済産業省の「IT人材需給に関する調査」をみると明らかです。本調査では2030年までにIT人材が45万人不足(中位予測)するとしていますが、その多くが先端型IT人材となっています。

45万人の内訳をみると…

項目 従来型IT人材 先端型IT人材
経済成長
(中位予測)
18万人不足 27万人不足
キャリア変更
(1%仮定)
10万人余剰 55万人不足
生産性向上
(2.4%仮定)
22万人余剰 38万人不足
キャリア変更は「従来型から先端型への移行する人」を加味
生産性向上は「技術進歩による必要IT人材数の減少」を加味

このデータが恐ろしいのは、従来型IT人材が余ると予測されているところ。つまり、システムエンジニアで生き残るには、先端型IT人材へのキャリアチェンジが必須、そういっても過言ではありません。

先端型IT人材の定義とは

先端型IT人材は、AI、ビッグデータ、IoTなど、第四次産業革命に対応した、新しいビジネスの担い手と定義されています。それ以外は、全て従来型IT人材です。

第四次産業革命は、18世紀の最初の産業革命以降の4番目の主要な産業時代を指す。21世紀前半にも起こるとされ、それは物理、デジタル、生物圏の間の境界を曖昧にする技術の融合によって特徴づけられる。
by: ウィキペディア(Wikipedia)

具体的な分野でみると…

  • ロボティクス
  • 人工知能(AI)
  • ブロックチェーン(仮想通貨)
  • バイオテクノロジー
  • ナノテクノロジー
  • 量子コンピュータ
  • モノのインターネット(IoT)
  • 3Dプリンター
  • 自動運転車
  • 仮想現実/拡張現実(VR/AR)

このあたりと言われています。
SEとの関連性をみていきましょう。

SEの分野選び!将来性ありの10分野とは

ロボティクス

SE関連度:★★★★☆(高め)

ロボティクス分野です。

ロボット工学と呼ばれていることから、情報系より機械系や工学系のイメージが強いものの、AIや機械学習の進化により、システマティックなロボットが続々と登場しています。

オリンピックの開会式で話題となった、Intelのドローンショーもその一つ。他にもロボット掃除機のルンバや、対話型ロボットのPepperやRomiなどもイメージしやすいです。

ロボットエンジニアへの道

ロボットエンジニアとして活躍するには、ROS(Robot Operating System)のフレームワークを使いこなしたり、C++やPythonなどのプログラミング言語を扱える必要があります。

人工知能(AI)

SE関連度:★★★★★(高い)

人工知能(AI)分野です。

システムエンジニアとの親和性が高く、新たにAIエンジニアと呼ばれる存在も誕生しています。本分野の根幹技術は、ビッグデータと機械学習。また、データ解析やデータ分析との関わりも深いです。

現在は文字データだけでなく、画像データを活用した仕組みも多く、AIがん診断や不審者検知などが有名です。他にもAI投資のロボアドバイザーや、チャットボットなどもAIの先駆けとして知られています。

AIエンジニアへの道

AIエンジニアの技術基礎は、ビッグデータと機械学習です。人では不可能な膨大なデータを取り込み、そこから正解に近しい答えを導き出す技術になります。データサイエンティストの知識も必要です。

AIエンジニアを目指すなら…

  • ヒューマンアカデミー:AI入門講座、はじめてのPython講座(機械学習向き)
  • TechAcademy:AIコース、Pythonコース(機械学習向き)、データサイエンスコース

ビジネスとデータサイエンスを学んでDX人材を目指す「データミックス(datamix)」のデータサイエンティスト育成講座の無料体験から始めるのも良いでしょう。

ブロックチェーン(仮想通貨)

SE関連度:★★★☆☆(不明)

ブロックチェーン分野です。

ブロックチェーン技術は、ビットコインなどの仮想通貨や、NFT(非代替性トークン)で一躍有名になりました。ただ、FinTech(金融×技術)を支える革新的な技術ではあるものの、SEがどう関わるのか難しいところです。

最初の一歩は仮想通貨

ブロックチェーンはビットコインのためにつくられた技術なので、この分野を歩むなら仮想通貨が入り口になります。ここからマイニングをやるのか、金融系のDeFiに進むのか、それともGameFiを攻めるのか。興味に合わせてジャンルが分かれます。

バイオテクノロジー

SE関連度:★☆☆☆☆(低い)

バイオテクノロジー分野です。

バイオロジー(生物学)とテクノロジー(技術)の組み合わせです。クローンやキメラなど、興味深いキーワードが多いものの、まだ研究段階がほとんど。そのため、エンジニアの出番はもう少し先になるでしょう。

興味のある人は、経済産業省が公開しているバイオテクノロジーが拓く『第五次産業革命』を読んでみてください。かなり難解ですが、ワクワクするかもしれません。

ナノテクノロジー

SE関連度:★★☆☆☆(低め)

ナノメートルとテクノロジーの組み合わせです。原子や分子のミクロ世界の研究が進んでおり、ナノテク装置のソフトウェア開発などでエンジニアが活躍しています。ただ、こちらも研究段階のものが多く、研究者向けの分野です。

量子コンピュータ

SE関連度:★☆☆☆☆(低い)

量子コンピュータ分野です。

こちらも研究段階となります。量子コンピュータは、従来コンピュータの上位互換にあたるものの、普及までは時間がかかりそうです。何れシステムに組み込まれるので、ウォッチしておくと役立つかもしれません。

モノのインターネット(IoT)

SE関連度:★★★★★(高い)

モノのインターネット分野です。

IoT(Internet of Things)は、システムエンジニアとの相性が良し。既にたくさんのIoTエンジニアが活躍しており、あらゆる分野で自動化やスマート化が進んでいます。

  • スマート農業
  • スマート倉庫
  • スマートファクトリー
  • スマートヘルスケア
  • スマートカー など

IoTエンジニアへの道

IoTエンジニアの技術基礎は、組み込みシステムとネットワークです。他にもスマホで制御するのにアプリ開発が必要だったり、AIやロボットにも精通していることが望ましく、幅広い知識が求められます。

IoTエンジニアを目指すなら「ヒューマンアカデミー」のIoTエンジニア総合講座がおすすめです。人工知能やビッグデータを活用した、IoTのものづくりを学ぶことができます。

3Dプリンター

SE関連度:★★☆☆☆(低め)

3Dプリンター分野です。

情報通信業より製造業寄りの技術になります。SEとの関わりは低いものの、3DCADソフトウェアなどの開発で出番あり。世界では3Dプリンターハウス賃貸住宅が完成するなど、話題性に富んでいる分野です。

自動運転車

SE関連度:★★☆☆☆(低め)

自動運転車の分野です。

AI、IoT、ロボットの完成形の一つ。こちらも製造業寄りであるため、SEとの関わりは低めです。それでも近未来に登場するロボットカーを制御したり、開発に関われたら面白いでしょう。

仮想現実/拡張現実(VR/AR)

SE関連度:★★★☆☆(不明)

仮想現実(VR)の分野です。

高性能なVRヘッドセットが発売され、それに対応したVRゲームも続々と登場し、ゲーム好きには熱い分野。この領域では、3Dゲーム開発のプログラマーやクリエイターが活躍しています。

VRエンジニアへの道

VRエンジニアの技術基礎は、3D制作プラットフォーム(UnityやUnreal Engine)を扱えるスキルです。有名どころだとポケモンGoがUnity、ファイナルファンタジーⅦ(リメイク)がUnreal Engineでつくられています。

VRエンジニアを目指すなら「TechAcademy」のUnityコースがおすすめです。自分のオリジナルゲームアプリをつくり、公開ところまで勉強できます。


以上、

システムエンジニアの分野選びでした。

SEと関連性が高く、
相性が良さそうなのは…

  1. 人工知能(AI)
  2. モノのインターネット(IoT)
  3. ロボティクス
  4. ブロックチェーン(仮想通貨)
  5. 仮想現実/拡張現実(VR/AR)

こんな結果となりました。

システムエンジニアで生き残るには、従来型IT人材から先端型IT人材へのキャリアチェンジが必須です。そのためには、なるべく早く先端IT分野に歩みを進める必要があります。

まずは小さな一歩を踏み出しましょう。

先端IT技術を学ぶ人へ