【経験談】システムエンジニアの1日はどんなの？【働き方のイメージ】

SEになりたい人

システムエンジニアの1日ってどんな感じだろう。よく忙しいと聞くから不安。SEになっても充実した毎日を過ごせるかな。

こういった疑問にお答えします。

自身がシステムエンジニアとして働いた10年間をふりかえり、どんな1日だったか思い出しながら書いてみました。働き方をイメージするのに役立てていただければ幸いです。

やすす

SE歴10年の視点からシステムエンジニアの1日をまとめてみました。少しでも参考になれば幸いです。

システムエンジニアの1日【普通】

普通のシステムエンジニアの1日です。

項目	概要
顧客	大手流通業
開発	Webサービス構築
立場	サブリーダー
チーム規模	50人くらい
開発工程	設計

とあるシステムエンジニアの1日

【7:00】起床
【9:30】出社
【9:40】チームの打ち合わせ
【10:00】自身の作業①
【12:00】ランチ
【14:00】顧客と打ち合わせ
【15:30】チームに共有
【16:00】設計書レビュー
【17:00】自身の作業②
【18:00】定時退社
【19:30】帰宅
【24:00】就寝

【9:30】出社

出社後、さくっとメール確認します。

【9:40】チームの打ち合わせ

協力会社の主要メンバーと打ち合わせです。スケジュール通り進んでいるか、作業を止めている課題がないかをヒアリング。顧客確認事項を入念にチェックします。

【10:00】自身の作業①

設計課題を整理します。チーム内で解決できるもの、関連チームと調整が必要なもの、顧客に確認が必要なものなど。1つずつ解決に向けて、適切なプローチを考えます。

【12:00】ランチ

同僚と外食ランチ。

【14:00】顧客と打ち合わせ

顧客との打ち合わせ。資料を準備して徒歩で向かいます。事前にメールや電話で確認しておき、打ち合わせでは最終確認のみ。議事録はその場でつくり、終了後に共有します。

【15:30】チームに共有

顧客との打ち合わせ内容をチームメンバーに共有します。緊急性の高いものだけ伝え、それ以外はメールや資料で連携。このあたりで一休み、コーヒーブレイクです。

【16:00】設計書レビュー

チームメンバーが作成した設計書のレビューを行います。仕様通りに記載されているか、抜け漏れがないかをチェック。ここで見つかった課題は、別途検討します。

【17:00】自身の作業②

上司やリーダーに進捗や課題について共有します。一人で解決できないものや、上の承認が必要なものを連携。ボールを投げ切って帰れば、気分もスッキリです。

【18:00】定時退社

翌日の予定を確認し、定時退社します。

【19:30】帰宅

都心郊外だと帰宅はこのくらい。
2〜3時間は自由に過ごせます。

システムエンジニアの1日【繁忙】

SEが忙しくなるのはトラブルです。

システムの故障で緊急対応する
致命的なバグで遅延が発生する

【18:00〜終わるまで】故障対応

システム開発と並行して、運用保守も担当する場合、もっとも忙しくなりやすいのが故障対応です。特に24時間365日の稼働が求められる、クリティカルなシステムでは即時対応が求められます。終わるまで帰れません。

【18:00〜終電まで】試験対応

システム開発は納期に厳しく、顧客起因でない限り順守です。そのため、試験で致命的なバグが見つかるなど、スケジュールが遅れそうな問題が発生すると、残業でリカバリしなければなりません。

システムエンジニアの1日【閑散】

SEがのんびりできるタイミングです。

要件定義、設計完了後
プロジェクト終了直後

【13:00〜】製造工程

システムエンジニアは、上流工程を終えると、少し落ち着きます。要件定義や設計がきちんとできている前提ですが、製造工程はプログラマーさんの質問に答えたり、試験工程の準備をするくらい。午後出社もOKです。

【有休消化】プロジェクト休暇

プロジェクトが完了すると、次のプロジェクトに参画するまで、しばらくゆっくりできます。この期間はプロジェクト休暇と呼ばれ、がっつり有休消化する人も多いです。疲れ知らずの人は、海外へ旅立ちます。

以上、

システムエンジニアの1日でした。

少しでも働き方のイメージが掴めたのであれば幸いです。良きSEライフをお過ごしください♪