将棋界は藤井聡太棋士の活躍で
連日盛り上がってますね。
師匠である杉本昌隆棋士との対局では
千日手による打ち直しになりましたが、
危なげなく勝利を収め、恩返しに成功。
将棋の世界では師匠に勝つことを
恩返しというそうです。(。 ・ω・))フムフム
また「千日手」というのが
将棋の禁じ手の1つだそうで、
最初からやり直しになるらしい。
少々の将棋経験があるので、
ルールくらいはわかってると
思ってたのですがコアなところは
全然でしたっー。ヾ(_ _*)ハンセイ・・・
今回は将棋の禁じ手をお勉強。笑
ルール違反は5パターン存在します。
千日手
藤井聡太棋士と師匠の杉本昌隆棋士で
起きた千日手(せんにちて)とは。
同じ局面が繰り返し起こること
4回同じ打ち方をすると打ち直し、
この時は先手と後手を交換して
最初からやり直しになります。
(。 ・ω・))フムフム
意地の張り合いみたいな印象ですが、
1手で形勢が変わるプロの世界では、
引けない時があるようです。
ただ1つだけ特例があります。
繰り返しの局面でも「王手(おうて)」に
なっている場合のみ王手している側が
手を変えなければなりません。
(。 ・ω・))フムフム
当然、王手されてたら動き方は
限られますので救済措置でしょうか。
二歩
次は「二歩(にふ)」です。
暗黙のルールとなっているため、
プロの対局ではまず起こりません。
同じ列(縦)に歩を2枚並べちゃダメ
-|—|-
-|歩|-
-|—|-
-|歩|-
-|—|-
将棋の中で一番駒数が多く、
所々で重要な役割を担う歩兵さん。
並べて使ってはいけません。
-|—|-
-|と|-
-|—|-
-|歩|-
-|—|-
ただ歩がひっくり返った「と」の場合、
成駒として扱われるためオッケーです。
打ち歩詰め
次は「打ち歩詰め(うちふづめ)」。
こちらも暗黙のルールで、
プロの対局では起こりません。
最後の1手に歩を打っちゃダメ
あと1手で勝てるのにという局面で、
持ち駒の歩を打ってはいけません。
自分が小学生で初めて将棋をした時は
この「打ち歩詰め」と「二歩」から
学びました。おそらく基本中の基本。
動かせない駒
次は「動けない駒」です。
幼少期の自分はこのルールを
完全に無視して遊んでました。笑
動かせない駒はダメ
将棋には前にしか進めない駒があり、
これらは最前線まで行くと全く
動かすことができなくなります。
○前進のみの駒
・歩(前方1マス)
・香(前方1直線)
・桂(1つ斜めの2マス前)
これらの駒は動かせない位置に
動かせない状態で配置することは
禁止されています。
(。 ・ω・))フムフム
移動してきた場合は成金になればOK。
打つのは完全にNGとなります。
待った
最後は「待った」です。
駒を打った後に打ち直すのはダメ
駒を動かした手、指先から駒が
離れたら打ち直しはできません。
これは囲碁の世界でも一緒ですね。
ヒ○ルの碁でヒカルと伊角さんの対局で
伊角さんの「待った」のような打ち直しで
対局が終了するシーンがあります。
以上、
将棋の禁じ手5パターンでした。
その他にもルールを無視した駒移動や
王や玉を取られても継続するなど、
基本ルールを破ったら負けです。
藤井聡太棋士の活躍で盛り上がる将棋界、
禁じ手も抑えながら観戦することで
さらに楽しみが増すかも。ヾ(@°▽°@)ノ