MacBook(ノートパソコン)の発熱対策!おすすめ6選
MacBook(ノートパソコン)の発熱対策について考えます。
今まで気にしたことはなかったのですが、MacBookでAndroidのエミュレータ(NoxPlayer)起動するようになってから、発熱が気になり始めました。
特に夏は気温も関係して、パソコン本体の温度が上昇しやすく、その状態が続くと故障の原因になったり、寿命を縮める一つの要因になったりします。
発熱対策でMacBook(ノートパソコン)を労ります。
(。+・`ω・´)キリッ
アプリ
Macの冷却アプリで有名なのが「Macs Fan Control」です。
このアプリを導入すると、MacBook内蔵のファンの制御ができます。ファンの回転し始める温度を下げ、高温になる前に冷ますことが狙いです。
導入も使い方も至ってシンプル。
ダウンロードして起動するだけ。

現在の温度が確認できるのが便利です。
制御方法を「自動」から「Custom」に変更し、センサー温度による制御を選択すると、CPUやCore毎に「CPU Core 1が50度以上で回転させる」という設定ができます。
- 導入:◎(簡単かつフリーソフト)
- 冷却:○(一定の効果が期待できる)
- 静音:△(音が大きくうるさい)
- 携帯:◎(インストールするだけ)
フリーで使えるのが助かります。冷却効果も高く、少々の負荷なら大丈夫でしょう。また、MacBookの機能で冷却できるため、持ち運びが不要なのもメリットです。
ただ、ファンの音が大きく静音性は低いです。さらに、回転数が増えることから寿命が短くなる可能性もあります。ノートパソコンでは壊れやすい部品の1つで、過剰な回転には注意が必要です。
冷却台
ノートパソコン専用の冷却台で冷やすのも効果的です。
冷却効果が高く、備え付けファンの故障を避けることもできるため、自宅での利用に適しています。一方、持ち運びには不向きです。パソコン同等かそれ以上の大きさがあり、外出先で使うことはほぼ不可能。
近年の冷却台は静音性が高いものが多く、高回転させても内蔵ファンのような大きな音はしません。また、風速や回転パターンの設定もでき、温度や熱量に合わせてコントロールできます。
- 導入:△(3,000円程の費用が掛かる)
- 冷却:◎(高い効果が期待できる)
- 静音:○(静音性が高い)
- 携帯:△(持ち運びに不向き)
TopMate
自分は「TopMate」の冷却台を使っています。
5つのファンが回転し、ノートパソコンを冷却します。回転パターンは3種類、回転速度は6段階での細かい調節ができ、冷却効果は抜群です。
MacBookに触れると思わず「冷たっ!」と声が出てしまうくらい冷えます。静音性もかなり高く、寝ていても全く気になりません。
E-PRANCE
2018年11月現在では「E-PRANCE」も人気です。
こちらは4つの大型ファン、2段階の風速調整が可能です。細かな設定はなくシンプルで使いやすく、17inchまで対応できる大きめの台は、PS4の冷却にも対応できます。
その汎用性の高さから人気が高まっており、MacBookやノートパソコン、PS4など多くの機種の冷却に活躍し、多くの人から高評価を得ています。
冷却吸引
冷却吸引も冷却台と並ぶ外付け装置の代表です。
冷却台よりも小さいので持ち運びやすく、さらに冷却効果も高いという優れものです。
排熱装置の位置に取り付け、内部の熱を吸収して冷ます仕組みになっています。熱の発生源からダイレクトに冷やすため、冷却台をも上回る効果が期待できます。
唯一ネックなのは、静音性が低いことです。静かな場所での利用には向かず、カフェなど少々音のある場所か、自宅など音が出ても問題ない場所で使いたいところ。
- 導入:△(3,000円程の費用が掛かる)
- 冷却:◎(高い効果が期待できる)
- 静音:△(静音性が低い)
- 携帯:○(小さく持ち運びやすい)
冷却スタンドの利用
冷却スタンドは、冷却装置(ファン)のない台です。
パソコン(排熱装置)とデスクの間に空間をつくり、空気の循環を効率的にすることで冷却する仕組みとなっています。
実際に使っていますが、冷却とは名ばかりで気休め程度にしかなりません。個人的には冷却より、角度が付きタイピングしやすくなることが、最大のメリットだと感じます。
- 導入:○(1,500円程の費用が掛かる)
- 冷却:△(効果は期待できない)
- 静音:◎(音のする動作はない)
- 携帯:◎(軽量で小さく持ち運びやすい)
monofive
自分は「monofive」を使っています。
(現在はJOBSONという類似品があります)
シンプルなデザインが特徴です。
アルミとラバーでつくられており軽量で、底の部分を重ねると2つが1つにくっつくため、カバンの中で場所を取りません。
滑り止め効果も抜群で、MacBookがしっかり固定されます。さらに、2つの位置を自由に決めることができるため、高さ調節できるのも便利です。
具体的には、カフェなどのテーブルが少し傾いていて、パソコン画面が斜めになってしまう時に、このアイテムで左右のバランスを取ると、画面がまっすぐになります。
ginor
シリコン樹脂の吸着パッドでつくられているスタンドです。
左右一体型のため、monofiveより柔軟性は落ちますが、その分、安定感が高くなります。同様に冷却面での効果は期待できず、タイピングのしやすさを向上するアイテムと考えて良いでしょう。
冷却パッドの利用
冷却パッドは、いわゆる冷えピタです。
古典的な印象が強いものの、一定の冷却効果が期待でき、それほど高価でもないため、費用対効果は高めです。
ただ、本体に直接ペタペタ貼り付けるため、MacBookやノートパソコンのスマートさやスタイリッシュなイメージを崩してしまうこともあります。
また、1つ1つは小さく軽量なため、携帯性に優れているように感じますが、粘着力が弱めで据え置き使用がメインとなっています。
デザインや見た目にこだわらない、かつ家で使用する、この2つの条件を満たすなら高コスパの冷却アイテムと言えます。
- 導入:○(1,000円程の費用が掛かる)
- 冷却:○(一定の効果は期待できる)
- 静音:◎(音のする動作はない)
- 携帯:△(軽量で小さいが粘着が弱い)
エアコンと扇風機
最後はエアコンと扇風機になります。
室内の温度調節も地味に重要です。
コンピューターがたくさん置いてあるサーバールームをイメージするとわかりやすく、24時間365日エアコンによる制御で一定の温度に保たれています。
ただ、個人での対応は難しい面もあり、夏であれば問題ありませんが、冬に冷房はナンセンスです。MacBook(ノートパソコン)を労わりすぎて、己が風邪を引いていたのでは本末転倒です。
そのため、エアコンや扇風機による冷却は、夏のみ季節限定の対策で補足的に考えておくのが良いでしょう。
以上、
MacBook(ノートパソコン)の発熱対策でした。
温度が高いかなと感じる場合は、早めに対処して故障発生のリスクを軽減させましょう。