MacBook(ノートパソコン)の5つの発熱対策【レビューあり】

MacBook(ノートパソコン)の発熱対策について考えます。

今まで気にしたことはなかったのですが、MacBookでAndroidのエミュレータ(NoxPlayer)起動するようになってから、発熱が気になり始めました。

特に夏は気温も高いので、パソコン本体の温度が上昇しやすく、その状態が続くと故障の原因になったり、寿命を縮める一つの要因になったりします。

発熱対策でMacBookを労りましょう。

(。+・`ω・´)キリッ

目次

Macs Fan Control(冷却アプリ)

Macの冷却アプリで有名なのが「Macs Fan Control」です。

このアプリを導入すると、MacBook内蔵のファンの制御ができます。ファンの回転し始める温度を下げ、高温になる前に冷ますことが狙いです。

  • 導入:◎(簡単かつフリーソフト)
  • 冷却:○(一定の効果が期待できる)
  • 静音:△(音が大きくうるさい)
  • 携帯:◎(インストールするだけ)

Macs Fan Controlは、フリーで使えるのが助かります冷却効果も高く、少々の負荷なら大丈夫でしょう。また、MacBookの機能で冷却できるため、持ち運びが不要なのもメリットです。

ただ、ファンの音が大きく静音性は低いです。さらに、回転数が増えるので寿命が短くなる可能性があります。ノートパソコンでは壊れやすい部品の1つで、過剰な回転には注意が必要です。

導入と使い方の流れは…

  • ダウンロードして起動する
  • 制御方法を自動からCustomに変更
  • CPU/Coreごとに起動温度を設定

基本的にダウンロードして起動するだけ。

設定画面で制御方法を「自動」から「Custom」に変更し、センサー温度による制御を選択すると、CPUやCore毎に「CPU Core 1が50度以上で回転させる」という設定ができます。

やすす

現在の温度を確認できるのが便利ですね。

» Macs Fan Control – control fans on Apple computers, also on Windows via Boot Camp

MacBook対応の冷却台

ノートパソコン専用の冷却台で冷やすのも効果的です。

  • 導入:△(3,000円程の費用が掛かる)
  • 冷却:◎(高い効果が期待できる)
  • 静音:○(静音性が高い)
  • 携帯:△(持ち運びに不向き)

冷却効果が高く備え付けファンの故障を避けられるので、自宅での利用に最適です。一方、持ち運びには不向き。パソコン同等かそれ以上の大きさがあり、外出先で使うことはほぼ不可能です。

近年の冷却台は静音性が高いものが多く、高回転させても内蔵ファンのような大きな音はしません。また、風速や回転パターンを設定でき、温度や熱量に合わせて制御できます。

やすす

自分は「TopMate」の冷却台を使っています。5つのファンが回転し、ノートパソコンを冷却。回転パターンは3種類、回転速度は6段階で細かく設定可能です。

参考までに使用感は、MacBookに触れると思わず「冷たっ!」と声が出てしまうくらい冷えます。静音性もかなり高く、寝ていても全く気になりません。

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MacBook対応の吸引式クーラー

吸引式クーラーも冷却台と同じ外付け装置です。

  • 導入:△(3,000円程の費用が掛かる)
  • 冷却:◎(高い効果が期待できる)
  • 静音:△(静音性が低い)
  • 携帯:○(小さく持ち運びやすい)

冷却台よりも小さいので持ち運びやすく、さらに冷却効果も高い優れもの。排熱装置の位置に取り付け、内部の熱を吸収して冷ます仕組みです。熱の発生源からダイレクトに冷やすことができます。

唯一ネックなのは、静音性が低いこと。静かな場所での利用には向かず、カフェなど少々音のある場所か、自宅など音が出ても問題ない場所で使いたいところです。

MacBook対応の冷却スタンド

冷却スタンドは、冷却装置(ファン)のない台です。

  • 導入:○(1,500円程の費用が掛かる)
  • 冷却:△(効果は期待できない)
  • 静音:◎(音のする動作はない)
  • 携帯:◎(軽量で小さく持ち運びやすい)

パソコン(排熱装置)とデスクの間に空間をつくり、空気の循環を効率的にすることで冷却する仕組みとなっています。

実際に使っていますが、冷却とは名ばかりで気休め程度にしかなりません。個人的には冷却より、角度が付きタイピングしやすくなることが、最大のメリットだと感じています。

やすす

自分は「monofive」を5年ほど愛用中です。類似品がちらほらあり、現在は「mujina」というのが人気みたいですね。

シンプルなデザインがおしゃれです。アルミとシリコンで軽い上に、底の部分を重ねて2つを1つにくっつけられるので、カバンの中で場所を取らないのがGood。滑り止め効果抜群で、MacBookがしっかり固定されます。2つの位置を自由に動かせるので、高さ調整できるのも便利です。

カフェのテーブルが少し傾いていて、パソコン画面が斜めになっちゃうときも、これで左右のバランスをとると、画面がまっすぐになります。

MacBook対応の冷却パッド

冷却パッドは、いわゆる冷えピタです。

  • 導入:○(1,000円程の費用が掛かる)
  • 冷却:○(一定の効果は期待できる)
  • 静音:◎(音のする動作はない)
  • 携帯:△(軽量で小さいが粘着が弱い)

古典的な印象が強いものの、一定の冷却効果が期待でき、それほど高価でもないため、費用対効果は高めです。

ただ、本体に直接ペタペタ貼り付けるため、MacBookやノートパソコンのスマートさやスタイリッシュなイメージを崩してしまうこともあります。

また、1つ1つは小さく軽量なため、携帯性に優れているように感じますが、粘着力が弱めで据え置き使用がメインとなっています。

やすす

デザインや見た目にこだわらない、かつ家で使用する、この2つの条件を満たすなら高コスパの冷却アイテムと言えます。

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夏はエアコンと扇風機

最後はエアコンと扇風機になります。

室内の温度調節も地味に重要です。

コンピューターがたくさん置いてあるサーバールームなんかは、24時間365日エアコンによる制御で一定の温度に保たれています。

ただ、個人での対応は難しく、夏であれば問題ないものの、冬に冷房はナンセンス。MacBook(ノートパソコン)を労わりすぎて、己が風邪を引いてしまっては本末転倒です。

やすす

エアコンや扇風機による冷却は、夏限定の対策と考えておくのが良いでしょう。


以上、

MacBook(ノートパソコン)の発熱対策でした。

一覧でおさらいすると…

スクロールできます
項目Macs Fan Control冷却台吸引式クーラー冷却スタンド冷却パッド
導入
冷却
静音
携帯

MacBookの温度が高いかなと感じる場合は、早めに対処して故障発生のリスクを軽減してみてはいかがでしょうか。

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