転職活動で自己分析より企業分析に力を入れて失敗した話

40歳の転職記の第三弾。

テーマは自己分析と企業分析です。

新卒の就活以来、まともな採用面接がご無沙汰だったこともあり、転職活動で壮絶にやらかしました。

自己分析 <<< 企業分析

はい、面接に望むにあたり、企業さんの情報を事細かに分析していたのに対し、自分のことは職務経歴書の内容くらいで深く分析していなかったのです。

「そんなアホな話あるかぁ」

とツッコミを受けそう。

やすす

ずばり、転職活動において、重要なのは自己分析です。って当たり前なんですが、、、企業分析は選考が進むにつれて重要になっていきます。

目次

一次面接でフルボッコにされた話

転職軸やキャリアビジョンについて考えの浅さが目立った(抽象度も高かった)

某企業さんの一次面接にて、転職エージェントさんからフィードバックをいただいた内容です。

面接の手応え0だったので納得ですが…

面接中に鼻で笑われましたからね。

ははっ、もういいです的な感じで。

まぁ、貴重なお時間をいただいたのに、あの出来では仕方がない。今では大変申し訳なかったなぁと感じています。

ヾ(_ _*)ハンセイ・・・

さて、失敗の原因はどこにあるのでしょうか。

これはタイトルにも書いた通り、企業分析ばかりに力を入れて、肝心の自己分析をしっかりできていなかったことです。

自身がやっていたのは…

  • 想定質問の答えを用意
  • 職務経歴書を読み返す

転職エージェントさんからいただいた想定質問の答えを用意し、職務経歴書をしっかり読み返し、これでいけるっしょ!と面接に乗り込んだものの、結果は大大大失敗。

これだと変化球に対応できません。

というのも、転職面接は1問1答ではなく、あらゆる質問において、1つの軸が通ったカタチできちんと答えられるかが重要だからです。

そのため、場当たり的に答えると、内容の辻褄が合わなかったり、何を言いたいのわからなかったり、薄っぺらい人間に見えてしまうのです。

やすす

転職面接では1に自己分析、2に自己分析です。

自己分析のためにやったこと

困ったときは図書館へGO。

ワタクシのお決まりのパターンです。

ということで、図書館で自己分析や面接対策の本を片っ端から借りてきて、ひたすら読んで読んで読みまくる。

マジで無料なのが助かります。<(_ _)>

そして、自己分析の神書籍がこちら。

著:前田裕二
¥1,463 (2024/11/21 14:09時点 | Amazon調べ)

みなさんご存知、SHOWROOMのイケメン創業者である、前田裕二さん一冊です。

前田裕二さんは、ご自身が就活をしたとき、自己分析ノートを30冊以上も書かれたという、自己分析において右に出る者なしの強者。そのノウハウが詰まったのがメモの魔力です。

ずばり、一番大切なのは…

「なぜ?」を繰り返すこと。

これに尽きます。

というのも、転職面接の質問はほとんど決まっており、流れもほぼ同じ。たま〜に細かいところまで突っ込まれますが、どこの企業も似たり寄ったりです。

したがって、お決まりの質問に「説得力をもって回答できる」「ツッコミどころがない、またはツッコまれても打ち返せる」ことが重要になってきます。

お決まりの質問は…

  • 転職理由(なぜ退職するのか)
  • 志望理由(なぜ弊社なのか)
  • 強み/弱み(どんな人か?)
  • 経験/スキル(何ができるのか?)
  • キャリア/ビジョン(どうなりたいか?)

特に重要なのが転職理由と志望理由、そしてキャリア/ビジョンでしょう。この3つの整合性が取れており、面接官を納得させることができれば、あとは経験やスキルが合うかどうか。

やすす

自身の場合は「フルリモートで働く」という軸をベースに、必要な情報をプラスしていくことで組み立てました。

自己分析で面接評価が変わった話

ハキハキと人当たりも良く、自走していただける能力も感じましたが、ドキュメンテーション能力においてマッチせず、お見送りとさせていただきます。

まぁ、落ちちゃったんですが…

先ほどの「考えが浅い!」よりは大分マシになったと思いませんか?

しっかりと自己分析してから望んだ面接では、そこまでコテンパンにされることもなくなり、落ちても経験やスキルのアンマッチと、仕方がない!次に行こう!と切り替えられるものとなりました。

ここまでくれば、相性の良い企業と出会うまでひたすら面接するのみ。自身はここから4社面接をして、最終面接まで進んだのが2社。そのうちの1社に入ることになりました。

最終面接前に企業分析をしよう

ずばり、企業分析に力を入れるのは、最終面接まで進んだ企業のみで良いでしょう。

もちろん、一次面接でも基本情報を押さえておく必要がありますが、細かなところまで調べ尽くしておく必要性は低いと感じます。

そもそも落ちたら終わりなので…

実際、今回の転職活動において、本で業界知識をインプットしたり、インターネットで調べまくったり、製品やサービスの改善点を考えたりしたものの、ほとんど意味がなかったです。

(o;ω;o)ウゥ

唯一、企業分析で成功したのは…

役員面接前の徹底的な情報収集!

これは内定を引き寄せたと感じています。

そもそも最終面接は通過率が高いと言われていますが、それを確実なものにするためには、役員クラスの面接官に経営に関わる上位レイヤーの逆質問をすることが重要なのではないでしょうか。

ワタクシの場合、練りに練った質問を3つほどさせていただき、かなりウケが良かったとその場で判断できるほどでした。

やすす

ポイントは共通言語を見つけること。役員の方のインタビューや発信をチェックし、仕事への想い、大切にしていること、最近力を入れていることなどから、キーワードを探すとコアな質問がしやすいです。


以上、

転職活動における自己分析と企業分析のお話でした。

面接は自分のことを知ってもらう、理解してもらう場であるため、自分のことをよくわかっていないのに、わかってもらうことは無理って話です。

そのため、相手のことを知る企業分析より、自分のことを知る自己分析の方が圧倒的に重要です。企業分析は最終選考まで進んでから力を入れればOK。コアな逆質問で内定を確実なものにしましょう。

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