Written by Yasusu

【考察】SEからゲームクリエイターになれるのか?【メリデメとは】

SYSTEM ENGINEER

ゲーム好きのSEさん「システムエンジニアからゲームクリエイターになるのは現実的なのかな。就活では待遇が良くないから敬遠してしまったけど、やっぱりゲームが好きだし関わってみたい。」

ゲーム好きの元SEが考察してみました。

自身もゲーム業界への憧れと、ゲームクリエイターへの興味がありながら、待遇が良くないとか、ブラックだとかの情報にひよった結果、SIerに就職してシステムエンジニアとなった過去があります。

ただ、新卒に戻れるのなら、迷わずゲーム業界を選ぶでしょう。それはお金より楽しさや経験を重視した方が幸福度が上がるから。会社員SEとして10年働き、フリーランスとなった今、ようやく気づきました。

目次

自身の経歴

「新卒で国内最大手SIer」→「システムエンジニア10年」→「ニート3年」→「派遣で末端SIer」→「システムオペレーター5ヶ月」→「フリーランス」

フリーランスになる前は「会社はお金を貰うところ」と考えていましたが、独立後は「会社は自己成長に利用するところ」と見方が180度変わりました。就活当時、このマインドを持てていれば、迷わずゲーム業界に飛び込んでいたでしょう。

SEからゲームクリエイターになれるのか?

SEからゲームクリエイターになれます。

  • システムエンジニア → システムをつくる
  • ゲームクリエイター → ゲームをつくる

この観点でみると、SEとゲームクリエイターは、取り扱うコンテンツが異なるだけ。もちろん、システムは社会的要素が強く、ゲームはエンターテイメント要素が強いものの、ITものづくりという大きな枠組みでは同じです。

大手ゲーム会社の採用職種

大手ゲーム会社の採用職種をみると…
(任天堂さんとスクエニさんを参考)

任天堂のキャリア採用

  • デザイナー
  • ソフトウェアエンジニア
  • ハードウェアエンジニア
  • プランナー
  • ディレクター
  • プロダクトマネージャー
  • サウンドクリエイター
  • プロジェクトマネージャー など

スクエニの中途採用

  • ゲームデザイナー
  • アーティスト
  • テクニカルアーティスト
  • エンジニア
  • プロデューサー
  • プロジェクトマネージャー など

どうでしょう。なんとなくSEからゲームクリエイターになれそうな気がしてきませんか。ゲーム業界の役割分担は、SIerよりWeb業界に似ています。

SIerとゲーム業界の役職比較

役職 SIer ゲーム業界
統括
責任者
プロジェクト
マネージャー
プロデューサー
現場
責任者
プロジェクト
リーダー
ディレクター
設計者 システムエンジニア プランナー
実装者 プログラマー デザイナー
エンジニア

SEからゲームクリエイターになる場合、ゲームプランナーを目指すのが良いでしょう。プランナーの仕事は、プログラマーやデザイナーに仕様を伝えること。SEがシステム開発でやっている仕事そのものです。

SEからゲームクリエイターになるメリデメ

SEからゲームクリエイターになると…

  • メリット :ゲームに関われる
  • デメリット:給料がダウンする

就活時に悩んだ人も多いであろう、好きなゲームに関わるか、給料が良い会社を選ぶかの二者択一。ただ、実際にはゲーム業界の待遇が良くないというのは妄想で、生活する上で全く問題ない収入が得られます。

大手ゲーム会社の年収

大手ゲーム会社の年収を調べてみました。年収情報はYahoo!ファイナンスの企業情報、または金融庁 EDINETの有価証券報告書を参照しています。

企業名 年収 従業員数
スクウェア・
エニックスHD
1,469万円 24人
バンダイナムコHD 1,121万円 25人
ソニーグループ 1,044万円 2,973人
任天堂 971万円 2,498人
ディー・エヌ・エー 821万円 1,251人
アカツキ 779万円 279人
グリー 758万円 718人
セガサミー 744万円 437人
サイバーエージェント 733万円 1,587人
ミクシィ 720万円 1,054人
アエリア 700万円 12人
コナミHD 683万円 115人
ガンホー・オンライン・
エンターテイメント
645万円 408人
デジタルハーツHD 640万円 82人
コーエーテクモHD 633万円 74人
カプコン 603万円 2,841人
コロプラ 599万円 923人
ネクソン 598万円 268人

ゲーム業界の年収で注意すべきは、従業員数が少ない企業です。スクウェア・エニックスやバンダイナムコのようなHD経営の場合、取締役以上しか所属しておらず、実働部隊は非上場のグループ会社にいるケースがあります。

現在SEの人は、年収が下がる人も多いでしょう。自身も30代前半で800万ほど貰っており、その待遇の良さを捨てられず10年働きました。ただ、最終的に辞めるとわかっていれば、SEを選ばなかった気もします。

ゲーム会社以外の年収はこちら

ゲーム好きSEが考察!ゲーム会社の選び方

最後はゲーム会社の選び方です。

  • 会社で決める
  • タイトルで決める
  • プラットフォームで決める
  • 3Dゲーム/VRを攻める
  • GameFiを攻める

この5つを挙げてみました。

やっぱり自分の好きなタイトルに関わりたい!と考える人が多いのではないでしょうか。日本にはたくさんの名作ゲームがあり、その制作に関われると考えたらワクワクしてきます。

他にも応援したいゲーム会社や、推しているプラットフォームがあれば、そこに行くのもあり。個人的にはこれから流行るであろう、3DゲームやVRゲーム、そしてゲームで稼ぐGameFiジャンルも魅力的だなぁと感じています。

ゲーム業界に安定はない

未経験のお前が言うな!と叱られそうですが、ゲーム業界に安定はなく、それは離職率の高さからもわかります。そのため、安定を求める人には不向きです。楽しくなかったらすぐ転職する!くらいがちょうど良いでしょう。

以上、

SEからゲームクリエイターになれるのかでした。ゲーム業界への一歩を踏み出すなら、3Dゲームの開発を学べるTechAcademyのUnityコースや、ゲーム業界のキャリアコンサル実績のあるハタラクティブで転職相談してみるのがおすすめです。

元ゲーム廃人SEの考察でした。