40歳の転職記の第二弾。
テーマは企業の社風やスタイルです。
今回、転職活動を通じて、8社と面接をしていただき、各社の色がものすご〜くよく出ていたので、その気づきをまとめてみます。
結論から申し上げると…
自分に合うかは面接官を見ればわかる!
という内容になります。
実際には面接官だけでなく、面接そのものがポイントで、参加者、進め方、質問内容、雰囲気なども重要です。
近年はWeb面接が多く、社風がわかりにくい!なんて感じるかもですが、個人的には逆だと感じました。というのも、面接官がオフィスではなく自宅に居て、素が出やすいからです。
一方向と双方向のコミュニケーション
もっとも重要なのは、面接においてどんなコミュニケーションを大切にしているか。
- 一方向:質問に答えるだけ(尋問)
- 双方向:詳しく教えてくれる(会話)
個人的にはココが最重要だと考えています。
一方向コミュニケーションの面接
会社や面接官が「面接を審査の場」と捉えている場合、一方向のコミュニケーションになりがちです。
次々と質問を繰り出し、求めているスキルや経験があるか、応募ポジションで即戦力になるかを見極めようとするパターンがこれ。
自身が面接していただいた8社中、5社はこの一方向のコミュニケーションが強いと感じました。
また、このパターンは1対多(3〜5人)が多かったです。Webで参加しやすく、一度に見極めてしまいたい、そんな考えなのでしょうが、対等な関係でコミュニケーションを取れるとは思えません。
個人的には抑圧的な雰囲気や、社員を従業員(従わせる者)として扱うような感じがして微妙でした。
双方向コミュニケーションの面接
会社や面接官が「面接を企業を紹介する場」と捉えている場合、双方向のコミュニケーションになりやすいです。
このパターンの場合、コーポレートサイトを見ただけではわからない、会社や仕事のことを積極的に話してくれます。
さらに自身も初めて経験したのですが…
(2007年の就活時は1社もなかった)
「いい会社だから良かったら来てください」
「手伝ってもらえたら助かります」
「面白くてやりがいのある仕事ですよ」
こんな前向きな話をいただけたら、そりゃあ企業の印象もぐ〜んと良くなりますよね。
自身が面接していただいた8社中だと、3社が双方向コミュニケーションを意識されていて、その中でも2社は面接中にポジティブな提案をしてくれました。
人を大切にする社風やスタイルが伝わってきますよね。上から目線で採用してやるよ!的なのは、人手不足の昨今において、時代遅れかもしれません。
面接官と合うかを大切にしよう
面接官は会社の代表です。
特に転職面接においては、人事を除けば、直属の上司になる方が担当するケースが多く、面接官と合いそうか、一緒に働けそうか、この視点が大切になってきます。
ものすご〜く、ざっくり言えば…
ノリが合うか!
具体的には、会話内容や受け答えから伝わる、仕事に向き合う姿勢、大切にしている考え方などです。
今回の転職活動であったのは…
上長となる人とカジュアル面談をしたとき、途中質問すると「あとで説明します」と進行の流れが決められていたり、質問した内容にフワッとしか答えられなかったりで不安だけが残ったケース。
他にも経営目標を答えられない、終始むすっとしている、面接中に何度も頭をかきむしるなど、ココで働くのはちょっとなぁ、、、そう感じたケースがあります。
印象が良かったのは、質問にしっかり答えられるのはもちろん、年齢などのパーソナルな部分や、職歴などのバックグラウンドを話していただけると、一緒に働くときのイメージを持ちやすかったです。
ということで、
面接官は代表者なので、何か違和感を感じるようであれば、会社も合わない可能性が高いと考えた方が無難でしょう。
そう考えると、面接回数が多いところは、それだけチェックポイントも多いので、内定までの道のりは長いものの、入社後のミスマッチは少なくなります。
社風は面接で見極めよう♪