MacBookのバッテリーを交換しました。
バッテリー交換に至ったのは、MacBookの背面ネジがぶっ飛んだことが始まりです。
ポロッと何か落ちたと思ったらネジ!
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
どうやらバッテリーが膨張しすぎて、背面のネジが少しずつ緩んでいき、最終的に外れてしまったようです。ここで初めてバッテリー膨張のヤバさと交換の緊急性に気づきました。
MacBookのバッテリー交換目安
- 初期:電池がなくなりやすい
- 中期:ピタッと閉まらない
- 末期:背面のネジが緩む
MacBookがピタッと閉まらないのは、バッテリーが膨張してキーボードが浮いているから。ここで放っておくと、背面のネジが緩んだり外れたりして、本体そのものの故障に繋がるケースがあります。
Apple Storeに問い合わせ
購入から7年経ったとはいえ、まだ現役バリバリだったので、お金がかかってもApple Storeで交換してもらおうと思い、問い合わせてみると…
あぁ、ビンテージのシリーズですね。バッテリー交換は在庫があればできますが、なければできません。
(ビンテージってなんだろうと思いつつ)、バッテリーの交換をお願いします。
バッテリーの在庫は工場、または取扱店にあればできますが、なければできません。
バッテリーの在庫は、工場または取扱店にあるのでしょうか。
バッテリーの在庫は工場、または取扱店にあるかもしれないし、ないかもしれないです。
ってどっちやねーん!!
Appleのサポートって、超ハイスペックの記憶があったのですが、こんなに会話が通じない感じだったっけ。とか思いながらApple Storeでの交換を諦めました。
MacBookのバッテリー正規交換は6年が目安
MacBookのバッテリー交換をApple Storeに依頼する場合、そのモデルが販売されてから6年までが目安となっています。
というのも、MacBookは販売開始から6年ほどで「ビンテージ製品」の取り扱いになり、部品などの供給が止まってしまうからです。
公式サイトによると…
Apple が販売店への供給を停止した日から 5 年以上 7 年未満の製品は、ビンテージ製品とみなします。
ビンテージ製品について – Apple サポート (日本)
厳密にはちょっと違いますが、毎年新しいモデルが登場する前提だと、約1年で販売店への供給が止まるため、6年ほどでビンテージ落ちとなります。
MacBookのバッテリー交換をApple Storeにお願いしたい人は、寿命に関わらず、5年くらいのタイミングでやっておくと良いでしょう。
そうでないとワタクシのように…
寿命を迎えたときには時すでにお寿司。
なんてことになるのでご注意ください。
(o;ω;o)ウゥ
MacBookのバッテリーは自力でも交換可能
ということで、MacBookのバッテリー交換を自力でやってみました。
結論からお伝えすると…
普通にできるけど、壊れる覚悟もいる。
したがって、必ずデータのバックアップを取っておき、壊れたら新しいのを買わなければならないことを念頭に置いておきましょう。
MacBookのバッテリーは、非正規の「交換キット」が販売されています。バッテリーだけでなく、必要な工具も揃っているので手順通りにやるだけです。
参考までに自身はWorld Plus(ワールドプラス)さんを利用しました。
» World Plus Amazon.co.jp
» ワールドプラス 楽天市場店
初めて挑戦した感想をまとめると…
- 所要時間は2時間(慎重にやりました)
- 接着糊が超強力(シール剥がしが便利)
- 交換後の動作は問題なし(1年ほど経過)
結構大変でした。
特にバッテリーと本体間の接着糊が超強力でなかなか外れない。力づくでやって壊れたら本末転倒なので、手順書のアドバイスに従い、100均で買ってきたシール剥がしを使いました。
ただ、苦労した甲斐もあってか、バッテリー交換から1年ほど経った現在でも、MacBookは正常に稼働中です。参考までにバッテリーの状況を載せておきます。
充放電回数は382回でした。今のところ、電池の減りは問題なし、膨張なし、ネジの緩みもなしでいい感じ♪
MacBookのバッテリー自力交換のまとめ
最後にMacBookのバッテリー交換について、自身の学びと考えをまとめてみました。
Apple Storeと自力交換どっちがいい?
個人的にはApple Storeでの交換をおすすめします。自力でも交換できますが、手間とリスクを考えると、そこまでおすすめできないです。
ただ、ビンテージ落ちしたMacBookはApple Storeで交換できないため、必然的に自力交換になります。
MacBookのバッテリー交換時期は?
MacBookを長く愛用する前提であれば、寿命がきているか否かに関わらず、購入から5年くらいのタイミングで一度交換しておくのがおすすめです。
MacBookは販売開始から6年ほどでビンテージ落ちし、バッテリーをはじめ、部品の供給が止まってしまいます。タイミングを逃すとApple Storeでの交換ができなくなるのでご注意ください。
自力交換で出たバッテリーの廃棄は?
MacBookのお古のバッテリーは、自治体の指示に従い、電池回収ボックスに捨てましょう。
参考までにワタクシの自治体では、近くの家電量販店さんが回収してくれました。レジカウンターで渡して終了♪
以上、
MacBookのバッテリー交換記でした。
愛用のMacBookがビンテージ落ちしてしまった、Apple Storeで交換してくれない、そんな人は自力交換に挑戦してみても良いかもしれません。
その際はデータのバックアップをお忘れなく。
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» ワールドプラス 楽天市場店