Written by Yasusu

ITパスポート750点以上でITコーディネータ試験の一部免除あり!

資格

ITパスポート試験にて、750点以上の好成績を収めると「ITコーディネータ試験の一部免除」という特典を受けられることを御存知でしょうか。

多くの人はITパスポートを足掛かりに、情報処理試験の上位を目指しますが、我が道を行くタイプの人は、ITコーディネータ試験を目指すのも良いかもしれません。

目次

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ITパスポート試験にて、勘が冴えわたった結果、795点を取れました。小耳に挟んだ750点以上の特典について、あれこれ調べた内容をまとめております。

ITコーディネータってどんな資格?

IT経営を実現するプロフェッショナル

ITコーディネータは、ITと経営のどちらにも精通し、経営者の立場からITサービスの利活用を推進・支援する、プロフェッショナルです。ITコンサル向けの資格と言えるでしょう。

  • 経済産業省推進資格の1つに認定
  • 企業内の各立場からIT経営を実践
  • 真に経営に役立つIT利活用を実現
  • DX時代のイノベーションをリード
  • 資格取得後は4年毎に更新が必要

ITコーディネータの資格制度

ITコーディネータになるには、試験に合格するだけでなく、研修プログラムをパスしなければなりません。また、資格の維持に4年毎の更新が必要であり、かなり実践向きの資格となっています。

詳しくは公式サイトを参照ください。<(_ _)>

» ITCとは | ITコーディネータをめざす方へ

ITパスポート750点以上で一部免除あり

ITコーディネータ試験は、ITパスポート試験で750点以上の成績を収めた場合、一部免除の「専門スキル特別認定試験」を受験できます。

他にも公認会計士、税理士、中小企業診断士、ITストラテジスト、PMPなど。全45資格で一部免除が適用されます。

一部免除で何が変わるのか?

  • 問題数が100問から60問に減る
  • 試験時間が120分から80分に減る
  • 受験料金が19,800円から9,900円
ITコーディネータ試験は、必須60問、選択40問の計100問構成で、一部免除だと選択問題がなくなります。出題範囲がITコーディネータ協会が定める、IT経営推進プロセスガイドラインに絞られるので有利です。

ITパスポートとITコーディネータの違い

ITパスポートとITコーディネータ、2つの違いについて、比較しながらまとめると…

項目 ITパスポート ITコーディネータ
概要 ITの基礎知識を証明 ITと経営のプロ
種別 国家資格 民間資格
団体 情報処理推進機構 ITコーディネータ協会
合格率 50%前後 80%前後
勉強目安 1〜2ヶ月 1〜2ヶ月
必須研修 なし あり
受験料 7,500円(税込) 試験:19,800円(税込)
研修:22万円(税込)
ITコーディネータは、試験よりケース研修に重きを置いた資格と言えるでしょう。高額な受験料はもちろん、6日間(9:30〜18:00)のカリキュラムで、IT経営について徹底的に学びます。

ITパスポートからのステップアップルート

最後にITパスポートからのステップアップルートを考えてみます。自身のキャリアに合わせて、資格を取得していくのも良いでしょう。

IT&経営

ITパスポート → ITコーディネータ

ITメイン

ITパスポート → 基本情報 → 応用情報
ITパスポート → ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリストなど

経営メイン

ITパスポート → 中小企業診断士

とはいえ、もっとも重要なのは、スキルや経験です。資格はインプットには使えるものの、実務で活用できるか、実力アップするかは人それぞれ。

その点、ITコーディネータは、がっつりケース研修が設けられており、職場に持ち帰りやすいのがメリットの一つ。すぐにアウトプットできれば、自身のスキルアップに繋がります。


以上、

ITコーディネータの一部免除についてでした。

ITパスポート750点以上の特典

  • 問題数が100問から60問に減る
  • 試験時間が120分から80分に減る
  • 受験料金が19,800円から9,900円

ITコーディネータへの道が開けた!目指しやすくなった!と感じる一方、6日間のケース研修に22万円(税込)かかるので、個人で受けるには敷居が高いかもしれません。

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