ITパスポート750点以上でITコーディネータ試験の一部免除あり!
ITパスポート試験にて、750点以上の好成績を収めると「ITコーディネータ試験の一部免除」という特典を受けられることを御存知でしょうか。
多くの人はITパスポートを足掛かりに、情報処理試験の上位を目指しますが、我が道を行くタイプの人は、ITコーディネータ試験を目指すのも良いかもしれません。
目次
この記事を書いている人
ITコーディネータってどんな資格?

IT経営を実現するプロフェッショナル
ITコーディネータは、ITと経営のどちらにも精通し、経営者の立場からITサービスの利活用を推進・支援する、プロフェッショナルです。ITコンサル向けの資格と言えるでしょう。
- 経済産業省推進資格の1つに認定
- 企業内の各立場からIT経営を実践
- 真に経営に役立つIT利活用を実現
- DX時代のイノベーションをリード
- 資格取得後は4年毎に更新が必要
ITコーディネータの資格制度

詳しくは公式サイトを参照ください。<(_ _)>
ITパスポート750点以上で一部免除あり

ITコーディネータ試験は、ITパスポート試験で750点以上の成績を収めた場合、一部免除の「専門スキル特別認定試験」を受験できます。
他にも公認会計士、税理士、中小企業診断士、ITストラテジスト、PMPなど。全45資格で一部免除が適用されます。
一部免除で何が変わるのか?
- 問題数が100問から60問に減る
- 試験時間が120分から80分に減る
- 受験料金が19,800円から9,900円に
ITパスポートとITコーディネータの違い
ITパスポートとITコーディネータ、2つの違いについて、比較しながらまとめると…
項目 | ITパスポート | ITコーディネータ |
概要 | ITの基礎知識を証明 | ITと経営のプロ |
種別 | 国家資格 | 民間資格 |
団体 | 情報処理推進機構 | ITコーディネータ協会 |
合格率 | 50%前後 | 80%前後 |
勉強目安 | 1〜2ヶ月 | 1〜2ヶ月 |
必須研修 | なし | あり |
受験料 | 7,500円(税込) | 試験:19,800円(税込) 研修:22万円(税込) |
ITパスポートからのステップアップルート

最後にITパスポートからのステップアップルートを考えてみます。自身のキャリアに合わせて、資格を取得していくのも良いでしょう。
IT&経営
ITメイン
経営メイン
とはいえ、もっとも重要なのは、スキルや経験です。資格はインプットには使えるものの、実務で活用できるか、実力アップするかは人それぞれ。
その点、ITコーディネータは、がっつりケース研修が設けられており、職場に持ち帰りやすいのがメリットの一つ。すぐにアウトプットできれば、自身のスキルアップに繋がります。
以上、
ITコーディネータの一部免除についてでした。
ITパスポート750点以上の特典
- 問題数が100問から60問に減る
- 試験時間が120分から80分に減る
- 受験料金が19,800円から9,900円に
ITコーディネータへの道が開けた!目指しやすくなった!と感じる一方、6日間のケース研修に22万円(税込)かかるので、個人で受けるには敷居が高いかもしれません。